2年生のみなさんへ
2020年4月16日 14時58分新学期が始まりましたが、生徒のみなさんは、友達と会えない、勉強ができない、部活動ができないなど、「~ない」、「~ない」づくし、たくさんの不安材料の真っただ中だと思います。
今、わたしたちは、今まで当たり前にできると思っていたことができません。肉眼で見えないウイルスによる病気にさらされ、春なのに、何もできない冬の時代に突入しています。
長い休み・・・。
「やった-自由だ!」「〇〇が見れる。」「家で遊べる!」
・・・こんな風に、楽しいこと、楽なことばかりに目が向いてしまっていたら、元に戻ったときに大変!
どうにも学習する気にならない。姿勢を正して勉強するなんて・・・。などなど、今まで当たり前だったことができなくなり、違った感覚が芽生えてもくるでしょう。
また、「自分が何をすれば、成長できるの?そんなの分からない!」
・・・そんな叫びも聞こえてくるようです。
“自由”とは、自分がやりたいことを自由にできるのです。しかし、その結果は自分が背負わなければならない。
だからこそ、今、家庭で自由に過ごす時間を大切にしてもらいたいのです。
そこで、郷土の詩人である坂村真民さんの言葉『タンポポ魂』を応援歌として、みなさんに紹介したいと思います。
外で自由に活動できない現状を充電期間と受け止め、美しい花を咲かせられるように根っこを伸ばす努力を!
つまり、自分が嫌なこと(例えば苦手な勉強など)にあえて挑戦してもらいたいと思っています。
中堅学年の2年生のみなさん、一年間過ごした中学校生活の中で学んだことを土台として、自分が成長できることは何かを考え、挑戦してみてくださいね。
…失敗もまた、成長できる種です。
坂村真民 詩(坂村真民記念館の許可をいただき掲載しています。)